悪魔? or 天使?(上)





そんなあたしの背中をつけている悪魔が一人。




気付かないとでも思っているのか。




ずっとあたしの後をついてくる。




今は電柱の陰にいて、姿は見えないけれど。




確かに“いる”。




悪魔は、あたしの幸せを奪わんとしている。




「……っ逃げなきゃ…!」




あたしはもう一度走り出した。