そして当日。 時刻は12時の10分前。 「早く来すぎた…?」 別に楽しみにしていたわけでもないけれど、 久しぶりの遠出に胸が弾んだのは嘘じゃない。 「美玲ちゃん、待った?」 すると、前方から優斗君が走って来た。 …ほう… まさに今時の若者、って感じの服装だ。 あたしも若者だけどね。 「可愛いね、そのワンピース。 よく似合ってるよ」 「ありがと」 そうやって女の子を無駄に喜ばせてるんだろうなぁ… んで、勘違いさせてバッサリ…