念願叶って手に入れた、あの人との生活。 それはつらく、厳しい物だった。 遺書を見てから母は激変した。 毎日のようにあたしを怒鳴り付け、 そして叩いた。 でも最後にはボロボロになったあたしを見て泣くのだ。 ごめんね、ごめんね、美玲は悪くないのにね…って。 その時お母さんはあたしを優しくなでてくれるから、 別にぶたれてもいいと思ったりした。 そんな日が1年近く続き、 あの人はどんどん衰弱していった。 そんなある日、あたしはどん底に突き落とされた。