―――…… 目が覚めると、外はすっかり暗くなり 部活動の生徒もほとんど帰ったようだ。 「…ん~…っ! …んだよ、起こしてくれればよかったのに…」 あたしは重い体を起して、 ふと隣に目をやった。 「…黒崎」 まさかずっとここに…? いや、ないない。 おそらくあたしを起こしに来てそのまま寝ちゃったとか。 「……」