「美玲!」 気がつくと、あたしは黒崎に抱きかかえられていた。 「どうしたんだよ、急に倒れて」 「急に倒れ…?」 あー、だめだー… 頭がぐるぐるする。 言いようのない罪悪感が、 体中を満たしていく。 「ごめ…今起きるから…」 「いい」 「え?」 黒崎はあたしを軽々と持ち上げると、そのまま教室を出た。