はい。 狂ってるっていう苦情は受け付けませんよー。 閑話休題。頭を現実に戻そう。 最近よく話が離脱するなぁ…。 「んで、崎山さん」 実は近くにいた崎山さん。 突然話を振られて、かなり驚いてる。 あたしは崎山さんの隣まで移動して、 茹でダコの奈々を指さした。 「あのタコみたいなやつ、まだ怖い?」 「えっ」 崎山さんは最初だけは目を丸くしていたが、口元をゆるめて優しく笑った。 「ううん。もう怖くない」 「そか」 よろしい。