反射的に後ろに振り向いた。 「―――ッッ!!」 私は声にならない悲鳴を上げた。 だってそこには―――― 「ゎ・・・た・・・・・し・・・?」 そう、そこには、全身が血まみれになった私がいた。 「早く・・・・・・」 「・・・・えっ?」 「お願いだから早く気付いて・・・・。 早くしないともう時間が・・・。 早く気付かないとあなたが・・・・・――」 「死んじゃう!」