「いってきまーす!!」


今日も学校。


空は曇り空。


まるで私の心を映しているかのように。








「おー!メイちゃん!はよ!」


見るとハヤトが玄関に立っていた。





「どうしたの?」




「メイちゃんのこと待ってたんだよ」




「私を?」







たぶんガクのことで落ち込んでる私を心配したんだね。



皆優しいね。




「じゃぁ行こうぜ」




私とハヤトは並んで学校へ向かった。