「あーゆーのを草食系男子ってゆうんだよねぇ。」
お昼になり、屋上で昼食とってるときほのかがつぶやいた。
何度も言うかもしれないが、昼食は3人で食べてます。
「『そーしょくけー』?」
「泉、知んないの!?」
泉は、こうゆう最近の言葉とかにうとい。
「んーとれー、れんれん恋なんへひょーみなくて・・・・・、」
「ほのか、ちゃんと飲み込んでから言いなよ;」
「んっ。ゴクッ。だからね、恋なんて興味ゼロ。もちろん女にも目を向けない男の人。そーゆう人って、ちょっとヘタレっぽかったりするんだよね。」
ほのかは手短に泉に説明した。
「ふーん。でもあの先生、どっか憎めないとこがあるんだよなぁ・・・。」
「まぁ、分からないでもないよ。ねっ、愛美。」
「・・・えっ。あっ、うん。」
「そーいや、愛美注意されてたよな。変な妄想でもしてたんじゃねぇの?」
「はっ?!してないっつのっっ!」
バカなこと言うなっ!
「でも、どうする?案外あーゆう人に限って、すんごい運動神経良かったりして。」
泉が冗談混じりで言った。
「ないない。絶対、運動神経なんて最悪だって。」
あたしは、言い切ってやった。
「なんか、愛美。あの先生に対して冷たくない?笑」
「確かに。笑 でも、授業んときずっと先生の方見てたよな?」
「なっ!!!」
あたしがっ?
なーんで、あんな奴なんかっ!