―――――とりあえず。



「わかった!六時間目は
 ちゃんと起きてるから!」



今は

うるさい真田の口を閉じることを優先するべきだ、とあたしは冷静な判断を下した。














     『またね』




―――もう、
    会えることはないの?






   『君、名前は?』



―――――あれは
      タテマエだった?














その時、チャイムが鳴った。