双子悪魔のホームステイ




「よ、余計なお節介なんかじゃありませんよ!あなたに止められなかったら、ますます墓穴を掘っていたかもしれませんし……。そ、そういえば、お名前は?」


「ふふっ……慰めてくれてありがとね。少し元気出たわ。あたしの名前は、ティディ・アークネットよ。ティディって呼んでね。」


紫髪の人物は右手で顎の右側を軽く触れながら名乗る。

そんな何気ない仕草でさえ、結祢には色っぽい仕草のように思えた。



「ティディさんですか……。私は棉葉 結祢です。いとこのあの二人は、クレイ君とディザス君です。」