双子悪魔のホームステイ



「そ、そういう問題ではなくてですね!と、とにかく!私は後で一人で入りますから!二人は先に入って来て下さい!」


しつこく誘う二人に、結祢は手を前にだしてブンブンと左右に振って、断固拒否の意を示す。



「ちぇっ、つまんないの。仕方ないから、クレイー。二人で行こう!」


「まあ、俺様は最初からそのつもりだったけどな。食事前に不快なもん見たくねえし。」


「ふ、不快ですって!?見たことないくせに、それは無いんじゃないですか!わ、わかりましたよ!入ってやろうじゃないですか!!」


クレイの言い方に逆上して、結祢は思わず啖呵を切った。

ハッと気づいて口を覆った時には、時既に遅し。