ディザスは目を閉じて、すぅすぅと穏やかな寝息を立てていた。 「人騒がせな……兄貴だぜ……うぐっ……!?」 安堵の息をつこうとしたクレイは、突如として体にのし掛かってきた重みに耐えきれず、地面にドッと伏す。 背中には特に何も乗っていないが、クレイは黒いもやのようなものに全身を覆われていた。 「くそっ……体が……言うことを……効か…………」 体の重みに伴い、意識もだんだんと薄れていく。 そして数秒後には 「俺様……消え…………」 完全にクレイの意識は消失してしまったのだった……。