ディザスは気圧されつつも、だけど……と不安げにロールの背中を見上げる。
「母さん……俺、無性に胸騒ぎがするんだよ……。心配なんだ!」
「……わたくしの心配は無用ですわ。早くお逃げなさい。」
「逃がすものか!!」
二人の会話に割って入るように、偽閻魔からの怒号が飛ぶ。
ふと見ると、彼は左手に集まった光をディザス達に向けて投げつけているところだった。
黄色い光はバチバチッと弾けるような音を立てて、豪速でディザス達四人に向かってくる。
「な、何ですかい、あれは……?」
「……プラズマだ。下がってろよ、三人共!防護魔法、シェルハ……ぐっ!?」


