火炎放射器の一番長い部分の先端からブワアと噴き出した炎が、閻魔らしき人物の足元を燃やしていく。
「また、炎か……。我にその手は通じぬと言ったはずだぞ?」
閻魔は嘲るようにククッと笑いながら言うと、左手を右から左にブンッと振る。
手から黒いオーラが発生し、炎を覆うようにして次々と消して行った。
「何を思ったかわからぬが……もう一度、敗北せねばわからんようだな?そなたは我には勝てぬということを!」
閻魔らしき人物が言うと、彼の左手にバチバチッと黄色い光が集まり始めた。
「母さんに手を出すな!」
「ディザス、助太刀は要りませんわよ!次こそ……止めてみせますから。あなたとクレイ、それからトライプは離れていなさい!」
前に出ようとしたディザスを、ロールは鋭い目つきで窘めた。


