「ディザスの旦那ぁ!」
少し遅れて到着したクレイとトライプが、ディザスの背中に声をかける。
ディザスは振り向かず、両手の拳を握ってプルプル震わせながら俯いていた。
「クレイ……」
「言いてえことはわかる。城は仕方ねえが、おふくろと親父はそう簡単にはくたばってねえはずだ。」
諭すような口調で言うと、クレイはディザスの後頭部を左手でぽんぽんっと二度触れた。
「しっかし……酷い有り様ですねい……。医者として、倒れている天界人を介抱すべきなんですがね……パッと見た限りでは全員もう……んっ?」
何かに気づいたように、トライプは途中で言い止めた。
「どうした、トライプ?何か見つけたのかよ?」


