双子悪魔のホームステイ



クレイは大蛇矛を胸の前に構えてドスの効いた口調で言ったが、アバリィは退かなーいと間延びした口調で返す。



「退けって言ってんだろうが!!」


クレイは眉を吊り上げて怒鳴ると、大蛇矛を大きく振り上げる。



「攻撃……っ……魔法は使えないし……大蛇矛も……無いけど……俺も……負けられないんだ……!やあああ!!」


シンクロしているかのようにほぼ同時のタイミングで、ディザスは魔手ルノに上空から飛びかかる。



「無茶ですよ!!ディザス君、クレイ君、やめ……きゃっ!?」


「な、なんなの……?」


突如、目眩ましのような黄色い光が結祢の後方から差し込む。



「ま、まぶしい……。」


「……っ、くそっ!なんなんだ、このうざってえ光は……!」