「ディザス!すぐに治してやっから動くんじゃねえぞ!!」
「来るな……よ、クレイ!こっちは……俺の担当……っ……なんだから!」
ディザスは痛みに顔を歪めつつも、強い口調でクレイの申し出を拒む。
創傷部からは赤黒い液体がじわじわと溢れ出てきているが、彼はトゥルケの前から退かずに構え直していた。
「担当とか担当じゃねえとか関係無えんだよ!!」
ディザスの言葉を無視し、クレイは彼を助けようと飛ぶ。
だが、
「行かせてあげないよー。」
「ちっ……邪魔くせえな……。」
目の前には、ティディを破ったアバリィと魔手ラオが立ちはだかった。
「……ケガしたくねえなら退きやがれ。」


