結祢は口をぽかんと開けて、ティディをまじまじと見つめた。
「え、えっと、つまり、ティディさんは……男なんですか!?」
「つまりも何も、あたしは女だって言った覚えは無いわよ。……と、話は後。あたしも少しは活躍しないとね。」
ティディはおどけるように結祢にウィンクすると、カラスのような黒く大きな翼をはためかせてクレイの方へ飛ぶ。
アバリィは苦渋に満ちた表情で呻くクレイを眺めていたが、近づいてくるティディに気づいたようで視線を彼に移した。
「お姉さんもアバリィ達と遊んでくれるの?」
「そうねえ……あたしも暇ってわけじゃないんだけど、ちょっとだけならいいわよ。ただし……幼い少女相手とはいえ、手加減はしないからね!」
ティディは言い終わると同時に、大鎌を縦に振る。


