彼の前にトゥルケの命令を受けた魔手ルノが立ちふさがり、その大きな拳をブンッとディザスに振るう。
「うわっ!?」
ディザスは動揺しつつも、大蛇矛で攻撃を受け止める。
ゴツッと鈍い音がして、ディザスの大蛇矛に凄まじい重圧がのし掛かってきた。
「ディザス君!だ、大丈夫ですか!?」
「……っ……俺は、なんとか……大丈夫!だけど……クレイが……。」
ディザスは額から大量の汗を流して顔をしかめつつも、潰されないように必死に耐えているが、その態勢から身動きはとれないようだった。
「クレイ君!ど、どうしたら……?」
青い顔でクレイを見上げたまま、オロオロとその場を行ったり来たりする結祢。
「ぐっ……っう……。負けて……たまる……かよ……っ……。」


