「はあ?なんで俺様が謝らねえとならねえんだよ?防護魔法、シェルハウス!」
首を傾げつつ、クレイはクロスネックレスに手で触れて魔法を発動させる。
大蛇矛は、クレイの眉間に当たる直前に出現した緑の壁によってバチッと弾かれた。
「……っ!」
「だ、大丈夫ですか?」
数メートル後方まで引き下がったティディを見て、結祢がクレイの後ろから恐る恐る顔を出して訊く。
「おまえなあ……敵の心配してどうすんだよ?邪魔になるから下がっとけ。」
「……やっぱり、結祢は優しいね。そんな奴にけなされていいような子じゃないな。」
ティディは床をタンッと強く蹴って、一気に距離を縮めていく。
「今度こそ……食らいな!」
「あっ!危ないです、クレイ君!」


