リコナに背中をぐいぐい押され、ティディはタタッとやや駆け足で結祢の前に現れ、
「ゆ、結祢、そこをどいて!足がもつれて……わっ!?」
「えっ……き、きゃあ!?」
そのまま勢いあまって、結祢の体に正面から負ぶさりかかる。
結祢は支えきれずに、背中から地面にドッと倒れた。
「ゆ、結祢ちゃん、大丈夫!?」
「お、おい、結祢!しっかりしろ!」
ディザスとクレイは紙袋をポイッとほっぽりだし、ティディの下敷きになってしまった結祢に駆け寄る。
結祢は倒れたまま、大丈夫じゃないです……と小さな声で答えた。
「痛たたた……。もう、リコナは手加減ってものを知らないんだから……っ!?」
胸の少し上辺りを左手でさすりながら、上体を起こしたティディはピタリと動きを止めて口を閉じた。


