双子悪魔のホームステイ




「さ、探しに行くって、お、お二人がどこに居るのかわからないんですけど……。」


「お前にはわからなくても、俺様にはディザスの気配でわかる。」


「えっと……わ、私も行かないとダメなん……き、きゃああぁ!!」


へっぴり腰の結祢を無理矢理引き連れて、クレイは黒い翼を広げて窓から飛び出すのだった……。








雨が、一層その激しさを増した時。



「んっ……?」


星駆はガンズアローを左手に構えたまま、きょとんとした表情で首を傾げた。


両腕の動きを矢で封じられ、飛ぶことはおろか身動きさえできないはずのディザスが、右手で矢の棒部分を掴んでいたからである。



「……。」


ディザスは手にした矢をバキリと真っ二つに折ると、何も映していないような虚ろな瞳で星駆を見上げる。