「イマイチ、惹かれる部活が無かったんだよなあ。クレイも入らないんだって。」
「少しもったいない気もしますが、お二人が入らないと決めたのなら仕方ありませんよね。」
「それにさー、部活に入ったら結祢ちゃんと一緒に帰れなくなっちゃうじゃん?そうしたら、スッゴく寂しいからさ!」
とびっきりの笑顔で素直な気持ちを躊躇いなく口に出すディザスに、本人ではなく結祢の方が頬を赤くする。
「ディザス君……。」
「ねえ、そろそろいい?」
「わっ!?」
「きゃっ!?せ、星駆君……。」
二人の肩に手を当てて引き離すように割って入った青年に、ディザスと結祢は目を大きく見開く。


