ディザスと結祢の質問に、クレイはハアアと深いため息をついてから答える。
「二人揃って、うるせえ奴らだな。……薬を取りに行くだけだ。」
「薬、ですか。何の薬……」
「ああ、うっとおしい!知りてえならディザスに訊け!!」
クレイは不機嫌顔で結祢を叱りつけると、
「うわっ!?」
ディザスの腕を振り払って、バサッバサッと飛び去って行った。
「ディ、ディザス君、大丈夫ですか?」
「いってて……だ、大丈夫。」
クレイに振り払われて壁に吹き飛ばされたディザスは、背中を左手でさすりつつも結祢に返答する。
クレイの姿は既に空の彼方、見えなくなっていた。


