「ひっく……ディザス君が星駆君に消されちゃう夢です……。」
「ぷっ……ふはははっ!ディザスが負ける夢を見ただあ?なんだ、そりゃ。くくっ、有り得ねえな。」
「笑いごとじゃありませんよ!それに有り得ないなんて……そんなのわからないじゃないですか!」
大口を開けて笑うクレイに、結祢はムゥと口を膨らませて抗議する。
「うーん、笑い話じゃないけどさ、俺も有り得ないと思う。俺さ、普通の人間に負けるほど弱くはないよ?」
「そうですか……もういいですよ。怖い夢見て泣くなんて、幼稚な女だってディザス君も思っているんですよね?」
まだ笑い続けているクレイを横目で見ながら、結祢は拗ねたようにフイッとそっぽを向く。


