「結祢……ちゃん……。ごめん……俺……結祢ちゃんを……守るって……言ったのに……人間にも……勝てないほど……弱くて……。」 「弱くてもいいんです!守ってくれなくてもいいんです!お願いです……消えないで下さい!!」 少女の瞳から流れた一筋の涙が、ポタリと音を立てて青年悪魔の左頬に落ちる。 青年悪魔はゆっくりと手を伸ばして少女の横髪を撫でると、弱々しく微笑んだ。 「泣かないで……結祢ちゃん……。俺さ……結祢ちゃんの……笑顔が好きだから……。だから……笑ってよ……。」 「ディザス君……」