僕のぽっちゃり彼女

「いや、そりゃ襲われたりや・・・」


「えっ!? ないない!!
私みたいな太った子、
誰も襲わないよ!!」


「そんなことないわ。
真菜ちゃんかわいいし!!」


「かわいい?」


「うん。」


「ありがとう。
お世辞でもうれしいよ。」


「お世辞ちゃうって!!」


「はいはい。」


そう笑顔で言って、鼻歌を歌いながら
先を歩いた。