そう、さっき聞いた真菜ちゃんの家と
俺の家はまったく逆方向!!


でも、俺が真菜ちゃんに
気があるのに気付いて、
修司と仁美ちゃんが気を使ってくれたんだ。


「ええっ、いいよ!!
せっかくなんだからもっと楽しんで!!
一人で大丈夫だよ。」


そう真菜ちゃんは言うけど・・・

俺は送りたい・・・


「いいの、こんな時間に
レディーが一人なんてありえない!!
さぁ、真樹くん!!」


「えっ・・・ああ・・・」


「バイバーイ!!」


そう仁美ちゃんに背中を押されて、
俺と真菜ちゃんは店を出た。