私と繭は宮田有史と
佐久間秋と別れてから
ずっと21時ごろまで
打っていた。

そして家に帰って携帯を
見ると、宮田有史から
メールがきていた。

【宮田有史です。
今日テニスコートで
話しかけたやつです。
アド登録よろしくな。】


私はメールを返信した。

【分かります。
よろしくお願いします。】

それからずっとメールを
していた。
ついでにいうと
佐久間秋ともメールをした。
そして私はいつの間にか
眠りについてしまった。




ピピピ…

「ん~…眠い~…」

そう言いながら起き上がった。

時計をみたらまだ朝の6時だった。

「これから寝ても
遅刻するかな…。」

私はふと携帯をみた。
そしたらメールが2件来ていた。

1件目は有史から。
2件目は元彼の拓真からだった。


拓真は中1のときに
付き合っていた人だった。
でも私は拓真について
いけなくって振った。


拓真からのメールを開いた。

【久しぶり。
これみたらメール下さい。】

「メール下さい。か…。」

今さらメールするのは
嫌だったが拓真とは
友達でいたいと思っていたから
ちょうどいい機会だと思って
メールを返した。

すると返事はすぐに返ってきた。

【実は俺さ、まだ
優のこと好きなんだ。
また付き合ってくれない?】

「はい?今さら?
昔別れたい言ってたくせに…。」


それから私は
返事を返すのは止めた。
辛い思い出なんて
思い出したくないから。
そして有史のメールを返した。