だけど敢えて俺はそれに挑戦したのだった。






「…で、良ければ」

凛は照れたように小さな声でそう呟いた。

「私で良ければ行かせてもらいます」




凛からのOKの返事。

嬉しくて嬉しくて、俺は年甲斐もなく心の中ではしゃいでしまう。

まるで学生時代のようにー。