他のメンバーも山村さんも今日は早めに帰ってしまって、 お店に残ったのは俺と凛、そして美紀の3人。 「凛ちゃんを送ってってあげて」という美紀の言葉のおかげで、 俺は自然に凛と2人きりになれた。 「あの話、受けることにしたよ」 凛と2人だけの車内。 何とも言えないドキドキ感の中で、俺のハンドルを握る手は汗をかいていた。 「映画ですか?」 「ん」 「そうなんですか、嬉しいです! だけど…」