ずっと申し訳ない気持ちで一杯だった。 「こんなのしてもらう、資格俺ないから」 「別に好きでしてるだけ。潤くん忙しくて栄養バランスめちゃくちゃなんだろうから」 美紀は少し苦笑しながらそう答えた。 「迷惑?」 「迷惑じゃないけど…」 「安心して。潤くんにきちんと彼女ができたりしたら、私は来ないからさ」 美紀は少し悲しそうに微笑む。 「それまでおせっかいされてよ。お母さん代わりでいいから」 「美紀…」