「…」 「俺に遠慮しないでいいから」 「遠慮っーか。俺の勝手な気持ちだし」 「俺、潤一なら安心して凛を…」 「って、その前に凛ちゃんの気持ちがあるんだからさ」 「そりゃそうだけど。俺、こんなこと言える立場じゃないけど潤のこと応援してるからさ」 「…なんか気持ち悪いな、俊」 俺は苦笑しながらも俺は車を発進させた。 俊介の言葉。 そして元カノ美紀の言葉。 どっちも嬉しかった。 だけど肝心な凛の気持ちは…?