「見守ってください!! …じゃあっ」 居た堪れなくなった俺は、凛の体を引っ張って舞台裏へとダッシュした。 ・ ・ ・ 「ちょ…! どこまで行くの!?」 俺は凛の腕を引っ張ったまま、廊下を走っていた。 何だか異様な光景。 なんで映画の舞台挨拶から、こんな2人で走らなきゃなんないんだ。 人気のない廊下の端まで走って俺はようやく足を止める。