ここは完全に無視して乗り切ろう。 そう俊介が言った気がした。 それが一番いい… というか、そうするしかないけど。 凛のことを思うと我慢できない自分がいて。 「凛ちゃん、可愛い顔して2股? SKYファン怒るよ~」 芸能レポーターのその言葉に、俺の我慢は限界を向かえた。 俺はその男性レポーターをキッと睨む。 一言だけでも言ってやろうと歩みだした時、俊介が俺と凛の前に腕を伸ばした。 「あー、それはちょっと違うんですよね!」 「…?」