「じゃあ少し話してくるね」 先に来ていた俊介を見つけた凛が、俺に手を振る。 「うん」 「少し待ってて?」 部屋に入ってく2人を見送って、俺はその場を後にした。 ・ ・ ・ 俺は事務所から歩いて行ける海岸へと足を運んだ。 「待ってて」、そう凛に言われたけど… あの場所でじっとしているなんて俺にはできなくて。