・ ・ ・ 山村さんに車を頼んで、凛を乗せて事務所へと向かう。 「舞台挨拶まであと3時間だぞ。緊張してないの?」 「してないよ! 余裕余裕!!」 凛は笑顔で俺にVサインをする。 「おっ、強気だなー。カメラ何十台も来てんだろ?」 「もー。そういうプレッシャーかける? 普通!」 「あはは」 凛は怒ったように俺の頭を叩く。 2人でしばらく笑い合った。