「そんな気がしたんだ。俊介も凛に話したいことあるみたいだよ」 凛は俯いたまま黙っている。 どんな言葉でも受け入れる。 俺はそう決めたんだ。 「潤一さん、今から会えるかな? 俊介さんに」 「舞台挨拶で会えるじゃん」 そう決めたはずなのに… 凛のその言葉が俺の胸に突き刺さる。 「その前に、少しだけ話したい」 「…分かった」 俺は無理して笑顔を作った。 張り裂けそうな胸を押さえてー。