超溺愛ブラコン妹の彼氏

「今だけ枚輝君の役目させてね?だから枚輝君にはこの事内緒だょ?」

私は壊れ物を触るように優しく優しく背中を擦った。
視線の先に男の子の上履きが目についた。

視線を辿ると萌夢君だった。

視線の範囲に美景君の顔もみえた。

萌夢君はジェスチャーと口をパクパクさせて戸惑っていた。

「私が泣かしたの。酷いよね。私が苛めたの。で今、懺悔してた」

「違うでしょ?」

この声を聞いてビクッとなる舞桜ちゃん。

「萌夢君が心配で来てくれてるょ、遠くの席では美景君もこっちを見てる」

と舞桜ちゃんの耳元で囁く私。

「萌ちゃん、この事は枚輝君には内緒だょ?俺の舞桜を泣かしたのか!?って怒られるからね…
みー君が悲しげな顔してるから戻ったら?」

「うん…俺じゃ力になれないもんな…」

「ってさぁ舞桜ちゃんの仕事知ってるでしょ?だったらさぁ泣き顔見られたくないのわかるでしょ?」

「あ゙ぁごめん…」

「私こそ勝手に気安く'萌ちゃん'何て呼んでごめんね?」

「ううん俺が呼んでって言ったんだし全然いいょ♪むしろ距離が縮まった気がして嬉しいし」

「そぉ?じゃあそぅ呼ばせていただきます。美景君の所に戻って?」

「うん、じゃあね。舞桜、何だかわかならいけど元気だせょ?」

耳元で'返事出来る?'と聞いたら大きく頷いた舞桜ちゃん。

それを合図に萌ちゃんは美景君の所に戻った。

少しして

「鏡見る?」

と聞いたら見ると舞桜ちゃんが答えてくれたから鞄から鏡をだした。

舞桜ちゃんの顔の前に掲げた。

「トイレ行く?ここで出来る?」

「ここでさっとやるから鏡持っててくれる?」

「OK♪」

「さっすが舞桜ちゃん。今度メイク教えてくれる?」
「OK♪」

「あっやっと笑った」