超溺愛ブラコン妹の彼氏

「紗〜輝ちゃん、いいょその辺で。メニューきたから食べょ?ありがとねっ紗輝ちゃんの強気のセリフ感動したょ?」

ニコッと笑い頭をなでなでしてくれる空那。

「空那先輩素敵!!紗輝ちゃん羨ましい。俺も弟になりたい!」

「本当素敵!!私も空那先輩をお兄ちゃんに欲しい!」
「枚輝が泣くょ?」

美景君以外が大爆笑。

「って事だからね?みー君。紗輝ちゃん泣かせちゃ嫌ょ?
う〜んいぃ匂い。冷めちゃうから食べよっかぁ」

「はぁい」とハモる舞桜ちゃん&萌夢君。

皆で「いっただっきまぁす」と食べ始めた。

美景君と萌夢君はカレーとサラダ、空那と舞桜ちゃんはふわふわオムライスとサラダ。

小皿にオムライスとサラダを取り分け私の前に差し出された。

「はぁい紗輝ちゃん分。このくらいなら食べられる?」

「うん。ありがとっ」

「あぃんじゃ無理せず食べようね?」

私も食べ始めた。

空那達楽しそぅ

俺も混ざりたぁい

何で1年と食ってんの!?

その子が妹ちゃん?紹介して?

明日もそのメンバーで食べんの?混ぜて〜

等々、空那の顔の広さがよくわかる。

「萌ちゃん彼女は?」

「いません!でも好きな子はいます!」

「ふぅん。この子達のどっちか?」

「舞桜は彼氏いるから。紗輝ちゃんに惚れました!昨日からです。昨日一緒に帰って紗輝ちゃんの事もっと知りたいって思いました」
「それって告白してる?」
「え゙ぇ!?うんっ!?あっ…」

「萌夢、墓穴掘ったね。ふぅん紗輝ちゃん好きなのぉ。昨日、私がいなくなったから何があったの?」

「何もないょねっ萌夢君!」

「うんうん、なぃよ?」

「何であんたは疑問系?怪しいなぁ??」

ブンブンと首を振る萌夢君。