超溺愛ブラコン妹の彼氏

と言って抱き締められた。
ここは教室に入る一歩手前ょ!?

周りの生徒、女の子は目がハート。

男の子は興味津々な目付き。

クラクラしてきた。

お互いの体か少しずつ離れ両肩を掴まれ

「放課後迎えに来るからね♪」

って枚輝君と2年の教室に行った。

そんな枚輝君達もキスしていた。

教室に入るなり質問攻めにあった。

紗輝ちゃんのお兄ちゃん紹介して〜

お兄ちゃん何処のクラス!?
お兄ちゃんと出来てるの!?
お兄ちゃんのアドレス教えて!?

何で私服なの!?

私服可愛い!!

等々

朝から疲れました。

帰りたいです。

ってか帰らせて…

やっとの思いで自分の席につけた私。

どっと疲れが出ました。

今からが一日の始まりなんて信じられない。

「舞桜ちゃんごめんね、迷惑かけて」

「私は平気。それより紗輝ちゃん大丈夫?」

「舞桜ちゃん私と一緒にいると変な目で見られるからやめてくれていぃよ?」

「そんな悲しい事言わないでょ!私、そんな薄情じゃないょ!?入学式に出来た初めての友達。変な目で見られるなんて何でもなぃよ?悪い事なんてしてないんだから」

大粒の涙がポロポロ溢れ落ちる。

「ありがと。ありがと。不安だったの。1人になったらどぅしようって…」

「うんうん。わかるょ。ここには私しかいないけど守るょ。紗輝ちゃんをまもる!!」

「ありがどぅ」

「涙拭こうね。鼻もかんで。落ち着いたらメイク直してあげるね?」

大きく頷く私。

舞桜ちゃんの目も真っ赤だった。

でも私が泣いたから我慢してくれているみたい。

優しいけどしっかりものの舞桜ちゃん。

友達になれてよかった。