超溺愛ブラコン妹の彼氏

「世那あいつマジ?今フリーなの?」

「かもな…でも俺らの妹ってわかったんだから変な手出しはしないはずだょ」

「紗輝ちゃん大丈夫?放課後まで持つ?」

「あっうん。心配してくれてありがとう。空那もいてくれるんでしょう?」

「うん傍にいるから。教室で待ってて。迎えに行くから」

「うん。ありがとぅ」

門を抜け玄関近くで舞桜ちゃん&枚輝君に会った。

「舞桜ちゃんおはよぅ。枚輝君おはよぅ。昨日はお世話になりました!」

「紗輝ちゃんおはよぅ。可愛い洋服。何か大学生ぽくみえる。いつもこんな感じなの?」

「ううん。初めて着るのじゃないけどお兄達にやってもらったの」

「おぅ枚輝、昨日は世話になったな妹が」

「空那の妹かぁ。よくみたら似てんな。3人とも。世那先輩どぅも。紗輝ちゃんおはよー」

「あっ舞桜ちゃん紹介するね。こっちが3年の世那、で枚輝君と同じ2年の空那」

「入学式から友達になった上川舞桜です。彼の相原枚輝君です。宜しくお願いします♪」

「こちらこそ紗輝ちゃん共々よろしくね♪」

「枚輝とマジで付き合ってるんだぁ。入学式の時に紗輝ちゃんから聞いて枚輝の写真見せてってうるさかったんだょ。舞桜ちゃんの事は毎日聞いてるからさっ」
「舞桜に惚れるなょ。やらねぇから」

と2人して肩を組む枚輝君。

「逃げられるなょ。俺は紗輝ちゃん一筋だから♪」

と負けじと私を引き寄せ肩を組む空那。

反対側からは世那も。

「紗輝ちゃんに手出さないでね?枚輝君。舞桜ちゃん、きちんと捕まえててね?枚輝君を」

「仲いぃんですね。私一人っ子だから羨ましいな」

「いつでも遊びに来てね?親父の料理食べられるからさっ」