超溺愛ブラコン妹の彼氏

「あぁあれ…まさか?」

「そっ。そのまさか。でこの件については先生達には了解済みだょな?」

「はい。クリーニング出来るまで私服の許可いただいています」

いきなり前にいる世那に話をふられ答えた私。

「もぅ怖い顔しないからこっちに出て来てくれない?紗輝ちゃんだっけ?」

少し横にずれる私。

するとニコッと極上スマイルをして

「初めまして桃色学園の生徒会長している桜川郁斗で3年。で紗輝ちゃんの兄貴の世那は副会長。サボリマン。知ってた?」

てペラペラ話出した。

「そっかぁ昨日のねぇ。今日の放課後時間ある?その話聞かせてもらいたいんだけどなぁ?」

「えっ」

もぅ昨日の事聞かれるの嫌なんだけど…

でもぉ言わないと世那の立場ないかなぁ…

とか考えてたら

「放課後は俺と帰る約束したんですょ。だから俺付きでいぃんだったら紗輝ちゃん行かせますけど?」

空那が助け船?してくれた。

「まぁそれでもいぃかぁ。他の事も話したいし?」

「あんまり昨日の話ばっかりさせないで下さいね。過去の話だし蒸し返して嫌な思いするの紗輝ちゃんだから。泣かしたら会長だろうが容赦しないんで」

「心配すんなょ空那。俺だっていんだょ。好き勝手はさせないから。なっ郁斗?」

「紗輝ちゃん頼もしい兄貴持ったねぇ。俺の彼女にならない?大事にするょ?」
「郁斗、調子に乗りすぎ」
「乗ってなぃよ、マジだから♪俺だったら彼女に出来るじゃん?暫く紗輝ちゃんの私服姿にお目にかかれるんだね。楽しみだなぁ。まぁ放課後話すけど外野からは兄貴共々、生徒会も守るからね、紗輝ちゃん♪んじゃお先に、後でね〜」

言うだけ言って行ってしまった会長様。