超溺愛ブラコン妹の彼氏

「紗輝ちゃんおはよぅ。今日はお姉様コーデかぁ。大人な色気が出てる。娘だけどムラムラくるなぁ。デートしたいなっ♪」

「だろ!?親父だって思う事は同じなんだょ。って事は世のヤローどもの考えは皆同じ。紗輝ちゃんが可愛いって事だ。元がいぃんだよ」

流石親子。エロ親子。

朝からエロ発言連発。

でも何でも言い合えてるって事

仲いいって事

幸せって事

ニヤニヤして食べてたら

「紗輝ちゃん食べてる顔もエロくなってるょ」

「エロで結構。エロパパ、エロお兄達と一緒にいるんだもの。私だってエロに染まるょ」

「エロい妹かぁ。ダチには紹介出来ねぇな。狼ばかりだからさっ」

「世那の友達も彼女いないの?」

「いるけどぉ紗輝ちゃんにはかなわないょ。どんな狼からも守るからねっ♪」

「ありがとっ」

「紗輝ちゃん後任せていいかなぁ?」

「あっうん、いーよー」

「んじゃお願いしまぁす!」

「あぁい。あっ空那、早く食べちゃって」

「いただきます。で、さっきの話教えて?」

「あのね私が顔洗って部屋に戻ろうとしたら空那とすれ違って。で擦れ違い様に後ろから抱きつかれたの。そしたらそのまま寝ちゃったからリビングのソファーまで運んだの。重くて大変だったよぉ」

「そんな事があったんだぁ。全然覚えてないや。ごめんね紗輝ちゃん」

「いぃよ」

「空那らしいな」

「御馳走様。あぁ美味しかったぁ。洗うぞん♪」

「紗輝ちゃん一緒するっ。その方が早いじゃん?」

「やったぁ助かる!」

キッチンでスポンジで食器を洗う私。

それを洗う世那。

「こんな感じなのかなぁ。新婚さんて。ふふっ」