超溺愛ブラコン妹の彼氏

力なくして自分の部屋に向かう私。

「あっ紗輝ちゃん。取り合えず一週間分の5日分できてるょ♪凄いょ〜お兄達のコーデ最高だょん☆」

パパ凄く楽しそう。

「あっありがとぅ。ってこれ!?こっこれって…結構ってかかなり気合いの入ったコーデだょね」

ちょっとお出かけ程度のコーデかと思いきやその上を行くコーデばかり。

唖然と5日分を見渡す私。
「これを明日からマジで着ていくのですか?」

「そぅ」と世那覇。

どれもいいっしょ?とまるでショップ店員のよう。

「先輩方にお呼び出しがかかりそぅですが…」

「そんなの気にしなぁい」と空那。

「紗輝ちゃんのこれからのコーデはお兄達担当ね♪スタイリストでいけるんじゃないって程のコーデしてもらえるょ♪」

ならパパがしてもらいなょ。

「紗輝ちゃんの洋服色々チェンジしたら使いまし出来るね。やってたら楽しくなっちゃった。今度一緒に買い物行こうね♪」

とやる気満々の世那。

「これを着た紗輝ちゃんと毎朝歩けると思うとすっげー嬉しい!!あっ誰にも手出し口出しはさせないから。俺が守るからね♪」

とヒーロー気取りの空那。
「本当に着るの?」

世「そぅ」

「陰口叩かれたら?」

空「言い返してやる」

「趣味悪って言われたら?」

世「それはぜってーない」
「軟派されたら?」

空「されないよぅにガードする」

「先輩に目付けられたら?」

世「俺らが守る」

「あーもー紗輝ちゃん!そぅいぅ心配しないの!そもそもこのアクシデントは紗輝ちゃんだけのせいじゃないっしょ?相手がいるっしょ?」