超溺愛ブラコン妹の彼氏

条君の瞳、今はすっごく優しいもん」

少し距離をとり条君の瞳を食い入るように見つめた。

「紗輝の瞳に俺がうつってんな。でも…本当に写したいのは俺じゃないだろ?」

その先に言われる言葉がわかった私は大きく頭をふった。

だから耳を塞いだ。

「条君を嫌がるみー君なんて、いらない!私をみー君の方に仕向ける条君もいらない!」

駆け出そうとした。

そしたら物凄い力で誰かに抱き締められた。

だけど私はここにいたくないからもがき振りほどこうとした。

「紗輝!俺が悪かった。だから逃げんな。俺に全てをぶつけろ!」
みー君だった。

後ろから抱き締められていたはずなのに前を向かされていた。

「みー君嫌い!大っ嫌い!条君を彼にしようとしてるんじゃない!友達になりたいの!この想いまで取らないで!条君はみー君が私と一緒になれなかったら傍にいてくれる友達なの!そんな…優しい条君まで…とらないでょ…私を…一人にしな-」

私の悲痛な想いはみー君の熱い私への想いに遮られた。

「一人になんてしねぇよ?俺が傍にいる。一生傍にいる。誰にも渡さねぇ。ごめんな?俺の気持ちがちいせぇから紗輝を混乱させた。アイツとダチになっていいぞ?でもな、紗輝の男は俺だ。紗輝の男は永遠に俺だ。俺の事で何かあったらアイツに相談しろょ?紗輝のお眼鏡にかかった男だ。俺…認めるから」

「何ょそれ?俺様?上から目線?みー君の許しがないといけないの?そんなのオカシイ!みー君こそ条君のよさを知ってょ?こんなみー君嫌い。私の事守らなくていいから!みー君だって私なんか本当は嫌いでしょ?扱いにくいから。心配しなくても条君の傍にもいかないから!もぅ誰もいらないから!男なんていらない!」

「俺には紗輝が必要だ。紗輝がいない毎日何てたえられねぇょ。もぅ紗輝がいねぇとダメなんだょ。紗輝の瞳に俺以外の男うつしたくねぇんだょ!」

暴れる私を力イッパイ抱き締め、みー君が私への思いをはいてくれた。

「紗輝…紗輝の事もっと教えてくれょ。誰よりも紗輝の事知りたい」

そんなみー君の私への思いにキュンとなってしまった。

みー君のもとに戻りたいと思う私がいた。