超溺愛ブラコン妹の彼氏

そしてニカッと笑って

「ヒデェ顔だぞ?まぁ紗輝は素っぴんで充分だょ。飾らない紗輝が可愛い」

だって。

はっきり見えてた条二先輩の顔がどんどん歪んできて

「条じしぇんぱいのヒックちゅけてりゅヒックこうしゅい、はぁ、世那とヒック同じなんでしゅヒック。だっから嬉しヒックかた。でも、はぁ、だきちめてくれてた時、はぁ、世那とは思ってないから。あっりがとっ」

「そっか、兄貴と同じか?だったら尚更頼れ。紗輝の頼みならなんでもきくしずっと傍にいてやっから。色んな紗輝をみせてくれょ?」

私の頬を優しく包み流れる涙を拭ってくれた。

だけど、この優しさには答えられないから数回頭を振った。

「こ、んなにヒックはぁ、優しい条ニ先輩、わったしにははぁもったいない」

「何いってんだょ。紗輝の強がり程男心をわしづかみにするもんはねぇぞ?逆効果だょ。俺が傍にいたいっていってんだょ。紗輝は誰よりも輝いてる」

条ニ先輩

何か神様にみえるな

皆いなくなっちゃった私に…条二先輩届けてくれたのかな?

あっでも…物じゃないょね…条二先輩。

「帰るか?ってかこの顔何とかしないとな?」

何するのかと思ったらワイシャツの袖で私の涙とメイクをふきっとってる?

「んっこれでよしっ。何か食って帰るか?あっとりあえず今はもぅ泣くな。俺が泣かしたと思われるのは全然構わねえ。だけど、これ以上ぐちゃぐちゃになりたくねぇだろ?」

「私…そんなに…酷い顔…してる?」

軽く笑った条二先輩。

「してねぇよ?周りには紗輝の笑顔だけみせときゃいいんだょ。それ以外は俺だけのもんだ」


「ヒャァ!?」

私をお姫様抱っこした条ニ先輩。
「あっやだ!下ろして!?歩けるょ?」

「紗輝、ちゃんと飯くってっか?何だょこの軽さは?け・ど、ついてるとこにはついてんのな?」

私の胸に視線をはせた。

慌てて両手を交差させて胸を隠した

「何もしねぇょ、言っただろ?お姫様抱っこって言うんだょな。始めてした」

爽やか笑顔で言ってのけあるきだした。

その時

「条二くぅん俺らの大事な大事なお姫様どこ連れてくき?」

ん?この声…実雷先輩!?

お姫様って…私?