超溺愛ブラコン妹の彼氏

慌ててついていった。

「ねぇ萌ちゃん、私どんな顔してたの?変な顔?不細工だった?」
不思議顔な萌ちゃん。

「不細工?あぁさっきのか?紗輝をあんな顔にさせる美景が羨ましいって感じ?」

「不細工顔何てみー君好きなの?見られたくないょ、そんなの」

拗ねた私。

みー君は私達の会話を聞いていたようで肩を組まれた。

「萌、紗輝をいじめんなょ?機嫌とんの大変なんだから!」

なにそれ!?

そんな風に思ってたんだ?

「機嫌とってもらわなくて、いいから!そんな風にみてたんだ?私の事?扱いずらいって?」

みー君の手を払い私の鞄を奪った。

「もぅ嫌い!みー君いらない!」
私は駆け出した。


着いた教室は生徒会室。

はぁはぁ言いながら生徒会室の扉
をノックした。

「はい?」

あっ郁斗会長の声。

なるべく息を整えて言った。

走って来たのがバレないように

「紗輝です」

「どぅぞ」

と言われ入ったけど…

紗輝ですって言っちゃった!

名前でわかりあえる仲じゃないのに…

家にいる感覚になっちゃった!?

「ごめんなさい。紗輝なんで言っちゃって。それじゃ通じないのに。ごめんなさい。気をつけます」
「気にしないでいいょ?だいたい皆ノックなんてしないんだから。それに紗輝ちゃんは郁斗のお気に入りだしさっ。かたっくるしさはないね?って独り?何か…あった?悲しげだねぇ」

瑛太先輩に顔をのぞきこまれた。
優しいな瑛太先輩…

「紗輝ちゃん、どしたぁ?みー君達は?」

ん?

世那?

あっ世那だ…

何かウルウルしてきちゃった。

「もぅみー…美景君達の話しないで?もぅいいの」

「いい事なんてないじゃん、泣きそうだょ?」

世那の香りに包まれた。

でも甘えちゃいけない。

我慢、我慢…

「何でもない…から」

無理矢理世那から逃れた。

本当はもっと抱き締められていたかった。

「じゃあ紗輝ちゃん、おいで?生徒会の仕事教えてあげるから」

郁斗先輩の方へ行った。

「質問するから、きちんと答えてね?」

えっ?質問?

生徒会の仕事について?

質問なんてオカシイょ?