超溺愛ブラコン妹の彼氏

萌ちゃんを助けなきゃと思いみー君から離れようとしたら強い力で阻止された。

「郁斗、1年生をいじめないの!紗輝ちゃんいなくなって悲しむのは郁斗でしょ?秘書なんて私物化しないの!嫌われるわょ?」

この声は萌那先輩かな?

どっと笑いが出た。

「みー君、紗輝ちゃんを解放してあげて?俺らが見張ってるから大丈夫だから。郁斗はみー君に妬いてるだけ」

世那…

少し緩くなったみー君の腕の力。
だけど今度は私が離れたくなかったから動かなかった。

だって…今日こんな近づけたの…初めてだから。

まだ触れててほしくて。

「郁斗君、見込みなしだから諦めなさい。まぁ彼と上手くいかなくても郁斗君の元へは行かないでしょう」

未稀椰先輩。

「そぅそぅ、みー君にフラレたら俺達のとこに戻るだけ」

空那。

「お前は兄貴だろ!?」

「兄貴だろうと熱いチューしてるょ♪羨ましいでしょ?俺達の兄妹の愛は深いの。ってかさぁみー君、紗輝ちゃんを離してもらえない?」

郁斗先輩に向けられていた攻撃がみー君になってしまった。

慌てて離れようとしたら逆にみー君の腕が巻き付き首筋に顔を埋めてきた。

一瞬ヒンヤリした…

キス?

え!?

まさかね?

皆いるし…ここカフェテリアだしね?

「食後の抱擁。兄貴達は家で紗輝と仲良く出来るだろ?俺は今しかないから。ここでは俺のものだし」

チッと舌打ちしたのは空那?

「空那先輩怒らない♪コイツが手出さないように見張ってるから」

あの…

萌ちゃん

キッキス…されたみたいですが?
「そろそろ戻っていいか?」

「うん、放課後ね。来られない時は必ず連絡してね。2年以上の誰かに自ら伝える。いない時は電話かメール。それらでする時は証拠として消さないで履歴残しといてね」

「めんどくせー」

舌うちと共に聞こえたみー君のセリフ。

「ねぇ瑛太先輩、そんな事皆守ってんの?」

「勿論。代々そうだし。君達は新参者だから当たり前。無断の時は罰金、奉仕、格下げ。後!そのタメ口やめて。ぺーぺーにタメ口はかれるとは思わなかった」

「まぁ瑛太、そう嘆くな。放課後、手取り足取り教え込もうょ。